説明
発達障害医学セミナーを開催した翌年の春にセミナーの内容を集約した形で「発達障害医学の進歩」を発刊してまいりましたが、2024年開催の医学セミナーより「発達障害医学の進歩」の発刊を終了し、セミナーで使用しましたこの資料集のみの販売となります。
発達障害医学セミナーは、日本発達障害連盟研修部門の一事業として行われる、本年度で37 回目となる歴史のあるセミナーです。毎年さまざまなテーマを決めて、専門家に豊富な臨床経験や発達障害医学の最新の研究成果の講演をお願いしてきました。
2020 年と2021 年はコロナ禍で開催を控える、限定開催となりましたが、22 年度より会場で医学セミナーを開催できることになりました。コロナ禍以前は、毎回コーディネーターを依頼し、多くの地域で開催してきましたが、全国各地から参集される方々への利便性と事務局の準備を鑑みて、最近は東京で開催しております。
24 年度からは会場開催とオンディマンド開催を合わせて行うことになりました。本年度も発達障害連盟事務局と会場の青山学院大学の協力をえて、対面会場開催とオンディマンド開催を行う運びとなりました。
本年度のテーマは、「発達障害児(者)の知的機能・適応行動の制約の理解とサポート」としました。
知的機能や適応行動は、生活の基盤となる機能ですが、最近、発達障害の人は診断カテゴリー別の支援は受けられるも、意外と知的機能や適応行動の助言やサポートは受けていないと感じていたことをセミナーの企画につなげました。
今回は、このテーマをふまえて、本田真美先生には地域支援を、前本達男先生には療育手帳制度の課題を、本田秀夫先生にはQOL を、吉川徹先生にはネットリテラシーについてそれぞれお話をいただきます。
新しい取り組みとして、私の境界知能講義の中で、2 名の当事者の親子に登壇いただき対談を行うことにいたしました。(コーディネーターからの言葉より抜粋)
【目次】
■知的障害の併存のある発達障害児に対する地域支援 本田 真美氏
医療法人社団のびた 理事長
あのねコドモくりにっく院長
株式会社 琉球マインド 代表取締役
■ 境界知能;教育、福祉、医療から見落とされた人(当事者との対談) 古荘 純一氏
青山学院大学 教育人間科学部 教授
公益社団法人日本発達障害連盟 理事
■療育手帳制度を考える;支援の限界と課題 前本 達男氏
国保旭中央病院小児科 医師
■ 発達障害とゲーム・ネット・スマホ摂食障害~デジタル機器とのつきあい方を考える~ 吉川 徹氏
愛知県西三河福祉相談センター 児童専門監
あいち発達障害者支援センター 副センター長
愛知県医療療育総合センター中央病院 子どものこころ科
■ 知的障害・発達障害の人たちのQOLはどうすれば保障できるだろうか? 本田 秀夫氏
信州大学医学部子どものこころの発達医学教室 教授
附属病院子どものこころ診療部 部長
長野県発達障がい情報・支援センター「といろ」 センター長




