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発達障害医学の進歩31

¥2,750 (税込)

発達障害の最新の科学的知見と実地臨床

編集 飯田順三(奈良県立医科大学看護学科人間発達学)
判型 B5
ページ数 74頁
定価 2,750円(税込)
企画・発行 公益社団法人 日本発達障害連盟
日本発達障害学会
ISBN 978-4-902448-05-4

説明

近年,発達障害への関心は急速に高まっており、実地臨床では,子どもだけでなく思春期から成人期にもさまざまな問題を呈し,成人期に顕在化する発達障害が注目されている。本書では近年飛躍的に増加している脳科学的知見の中で臨床と関わるものを抽出し,夢のある研究を紹介しながら臨床的視点を深めてもらいたいと思い特集を組んでいる。またそれに加えて、実地臨床においてトピックスとなっている薬物療法,心理社会的治療,思春期・成人期の問題,睡眠障害について具体的に有効な対応を紹介し,明日からの臨床,教育,生活支援に役立てていただきたいと願っている。(序文より抜粋し紹介)

【目次】
■ ADHD の神経生物学
太田豊作(奈良県立医科大学精神医学講座)
■ 自閉スペクトラム症の神経生物学 I
―生物学的研究手法による自閉スペクトラム症の理解
鳥塚通弘(奈良県立医科大学精神医学講座)
■ 自閉スペクトラム症の神経生物学 II
―自閉スペクトラム症の前頭前野機能と炎症
牧之段学(奈良県立医科大学精神医学講座)
■ ADHD の薬物療法
根來秀樹(奈良教育大学教職大学院障害児医学分野/特別支援教育研究センター)
■ 自閉スペクトラム症の薬物療法
辻井農亜(近畿大学医学部精神神経科学教室)
■ 発達障害の行動療法・家族心理教育
大西貴子(奈良教育大学学校教育講座障害児心理学分野/特別支援教育研究センター)
■ 思春期・成人期の発達障害
飯田順三(奈良県立医科大学看護学科人間発達学)
■ 神経発達症と睡眠障害
堀内史枝(愛媛大学医学部附属病院子どものこころセンター・精神科)・岡 靖哲(愛媛大学医学部附属病院睡眠医療センター)