自閉スペクトラム症(ASD)支援のアップデート
コロナ禍の影響で、医学セミナーも2020年、21年はオンディマンド配信となりました。環境の変化に弱い発達障害児、特に自閉スペクトラム症の人については、より困難な日々が続いて、旧来以上の支援が待ち望まれています。幸い、コロナとの共生が見通せるようになり、対面での交流も回復しつつありますので、3年ぶりに医学セミナー会場開催を企画しました。テーマは「自閉スペクトラム症支援のアップデート」といたしました診断名に使われているスペクトラムとは(連続体)です。自閉スペクトラム症は、症状や困難さに多様性があり、必然的に配慮や支援も個々により異なります。薬物治療、心理療法、合理的配慮、併存症の治療、人工知能を用いた診断支援法など、当事者にあった適切な支援法の組み合わせることが肝要です。今回のセミナーでは、さまざまな支援の現状について、専門の講師の先生に講義をお願いしています。最近の知見もちろんのこと、旧来より行われてきた療育や応用行動分析についても、臨床知見を包括的にご教示いただけるものと考えています。参加者の皆さんにとって有意義な医学セミナーになると確信しております。なお、本年度は1日のみの開催となります。
発達障害医学セミナー コーディネーター 古荘純一
公益社団法人 日本発達障害連盟 理事
青山学院大学 教育人間科学部 教育学科 教授
日時 | 2022年12月17日(土) |
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会場 | 青山学院大学 渋谷キャンパス(東京都渋谷区渋谷4-4-25) JR山手線、JR埼京線、東急線、京王井の頭線、 東京メトロ副都心線 他「渋谷駅」より徒歩10分 東京メトロ(銀座線・千代田線・半蔵門線) 「表参道駅」より徒歩5分 |
定員 | 1日間 100名 ※ ご入金日により先着順になります。 |
参加対象者 | 発達障害医療、福祉、教育、行政関係、保護者 他 |
参加費 | 12,000円(賛助会員 10,800円) ※ 連盟構成団体の会員と、連盟賛助会員とは異なりますのでご注意ください。 |
主催 | 公益社団法人 日本発達障害連盟 |