2019年度 発達障害医学セミナー
発達障害児(者)の外科・感覚器症状の理解と対応
最近の発達障害医学セミナーでは、発達障害者支援法が主たる対象にしている、ADHD、ASD、LDなどを中心を中心にとりあげられてきました。重症心身障害児療育施設でも、一般の神経外来でも、発達障害の患者さんが多いのが現状です。以前は知的障害の有無で、「軽度」「高機能」などと分類されることもありましたが、単にIQで分類した支援を考えるのではなく、発達障害の人の身体的な合併症や、日常生活による不適応は普遍性があることをふまえて支援計画をたてる必要があると考えています。そこで今回のセミナーは『発達障害児(者)の外科・感覚器症状の理解と対応』をテーマとしてとりあげました。具体的に、摂食指導、栄養管理、婦人科疾患、便失禁・尿失禁、視聴覚機能へのサポート、歯科治療、リハビリのアップデートなど、関連各科の先生に、最近の知見をふまえて、その症状の把握と対応についてお話しいただくセミナーを企画いたしました。日ごろ疑問に思いながらも、その背景が把握できなかった、対応ができていなかったという支援者の方には、明日からの臨床、教育、生活支援に役立てていただけるお話がお聴きいただけるのではないでしょうか。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
2019年度発達障害医学セミナー コーディネーター
青山学院大学人間科学部教育学科 古荘純一
日時 | 2019年11月30日(土)~12月1日(日) |
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会場 | 青山学院大学(東京都渋谷区渋谷4-4-25) JR渋谷駅より徒歩10分 東京メトロ表参道駅より徒歩5分 |
定員 | 200名 (定員になり次第締め切ります) |
参加対象者 | 発達障害医療・福祉・教育・行政関係者・保護者・その他 |
参加費 | 2日間参加 : 19,000円(賛助会員 17,100円) 11月30日(土)のみ参加 : 13,300円(賛助会員 11,970円) 12月1日(日)のみ参加 : 7,700円(賛助会員 6,930円) ※ 連盟加盟団体の会員と、連盟賛助会員とは異なります。 |
主催 | 公益社団法人 日本発達障害連盟 |