2019年度 自閉症セミナー
自閉症児(者)への教育・福祉の質を高めるために
~TEACCH・ABA・太田ステージの理解と応用~
自閉症への教育・福祉の質を高めていくためには、特定の方法論にこだわることなく自閉症についての妥当性のある研究を理解して取り組んでいく必要があります。当セミナーは21年前に始まり、現在の研修内容になり今年13年目になります。毎年定員を超える応募があり、この研修への期待の高さが伺えます。この研修では、1日目は自閉症への3つの方法論の理解とその応用について学びます。そして2日目は、効果的なケースカンファレンスの方法を実際に習得することにより、それぞれの現場で活かすことのできることを目的とします。カンファレンスにおいては、行動障害を事例として取り上げます。行動障害は今なお大きな課題です。行動障害に対応する目的ははっきりとしており、その目的へのプロセスを検討することで、3つの方法論を活かしながら自閉症への行動理解の多くの示唆を得ることができます。現在の自閉症研究の大きな流れは、知的障害のない自閉症が中心となっております。しかし行動問題を示す自閉症児者は、重度の知的障害を伴う場合がほとんどです。この自閉症を取り巻く現状を理解するための講座を新たに設け、国立のぞみの園研究部長日詰正文氏に講義をお願いしました。なお太田ステージに関しては、TAOの講義にて説明致します。
2019年度 自閉症セミナー コーディネーター
佐々木 敏宏
日時 | 2019年10月5日(土)~10月6日(日) |
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会場 | すみだ産業会館(東京都墨田区江東橋3-9-10) 墨田区・丸井共同開発ビル8・9階 JR東京メトロ 錦糸町駅より徒歩1分 |
定員 | 1日目(基礎コース) : 180名 2日目(アドバンスコース): 80名 ※ ご入金日により先着順になります。 ※ 2日目(アドバンスコース)参加は、1日目(基礎コース) を終了していることが条件です。 ※ 2007年度以降に当セミナーを受講したことのある方のみ、 2日目(アドバンスコース)からの参加が可能です。 ただし、2018年度の1日目を受講した方が優先となります。 |
参加対象者 | 発達障害医療、福祉、教育、行政関係、保護者 他 |
参加費 | 2日間参加 : 17,000円(賛助会員 15,300円) 10月5日(土)【基礎コース】のみ参加 : 8,500円(賛助会員 7,650円) 10月6日(日)【アドバンスコース】のみ参加 : 8,500円(賛助会員 7,650円) ※ 連盟加盟団体の会員と、連盟賛助会員とは異なります。 |
主催 | 公益社団法人 日本発達障害連盟 |