事業活動

令和5年度 調査研究事業報告

充実した発達障害児者支援の体制整備に向けて

令和5年度子ども・子育て支援等推進調査研究事業の報告

日本発達障害連盟は、令和5年度子ども・子育て支援等推進調査研究事業を受け、「発達障害児とその家族のQOLを維持する市区町村の支援体制に関する調査研究」を行ってきました。以下の動画は、この調査研究の成果の一環として作成しました。

発達障害児者支援は、発達障害のある人が生活する地域で、教育・医療・福祉等の多領域・多職種が連携し、切れ目のない支援体制の構築が求められます。しかし、人口規模や社会資源、さらに歴史的背景等は地域により様々であり、有効な支援体制整備のあり方も自ずと異なってきます。地域の実情にマッチした支援体制のあり方を、市区町村あるいは都道府県において議論し、計画立案ならびに推進・進捗管理を行う必要があります。

以下は、研究事業を通して議論した、いくつかの地域における支援体制整備の検討過程と現状を動画ならびに報告書全文です。身近な地域での発達障害児者の支援体制整備の参考になれば幸いです。

公益社団法人日本発達障害連盟 令和5年度調査研究事業担当者一同

【動画1:開会のあいさつ】 11分13秒
①オープニングタイトル
②志賀利一:充実した発達障害児者支援の体制整備に向けて(0:05~5:13)
③小澤温:ライフステージを通した支援体制の構築に向けて(5:13~11:13)

【動画2:市区町村における体制整備構築に向けての取り組みのきっかけ】 28分40秒
①オープニングタイトル

②富樫恭平:浦添市における発達障害者支援体制について(0:04~11:48)
③栗栖奈津美:児童発達支援センター設置に向けての取り組みから、地域支援体制の面的整備へ(11:48~21:58)
④日詰正文:市区町村と民間事業所の協働の大切さ(21:58~25:53)
⑤本田秀夫:Q-SACCS作成の意図と活用のポイント(25:53~28:40)

【動画3:県単事業(市町村発達障害者支援コーディネーター配置)の活用から】 26分21秒
①オープニングタイトル

②須崎久美:玉野市・発達障害児者支援体制について-市の体制整備担当職員としての多職種連携-(0:05~11:33)
③三上仁志:鏡野町・発達障害児者支援体制について-幼児期から学校への情報引継ぎについて-(11:33~22:45)
④鈴木信恵:循環支援における専門性の確保について(22:45~26:21)

【動画4:強度行動障害支援児者支援→広域の体制整備に向けて】 15分25秒
①オープニングタイトル

②信原和典:鳥取県の強度行動障害児者支援体制について-強度行動障がい児者先導的支援事業-(0:05~6:43)
③安達潤:地域生活を続けていくための配慮事項の評価(6:43~15:25)

【報告書全文】

発達障害児とその家族のQOLを維持する市区町村の支援体制に関する調査研究(報告書全文)