¥1,500 (税込)
発達障害理解と支援の普遍的な課題とアップデート
判型 | A4 |
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ページ数 | 183頁 |
定価 | 1,500円(税込) |
企画・発行 | 公益社団法人 日本発達障害連盟 |
説明
発達障害医学セミナーを開催した翌年の春にセミナーの内容を集約した形で「発達障害医学の進歩」を発刊してまいりましたが、2024年開催の医学セミナーより「発達障害医学の進歩」の発刊を終了し、セミナーで使用しましたこの資料集のみの販売となります。
発達障害医学セミナーは、日本発達障害連盟研修部門の一事業として行われる、本年度で36回目となる歴史のあるセミナーです。毎年さまざまなテーマを決めて、専門家に豊富な臨床経験や発達障害医学の最新の研究成果の講演をお願いしてきました。毎回コーディネーターを依頼し、多くの地域で開催してきましたが、全国各地から参集される方々への利便性と事務局の準備を鑑みて、最近は東京で開催しております。
2020年と2021年はコロナ禍で開催を控える、限定開催となりましたが、22年度より会場で医学セミナーを開催できることになりました。また、本年度は会場開催とオンディマンド開催を合わせて行うことになりました。本年度も日本発達障害連盟事務局と会場の青山学院大学の協力をえて、開催することができました。
本年度のテーマは、「発達障害理解と支援の普遍的な課題とアップデート」としました。発達障害の人は一般に環境の変化に弱く、変化のスピードが早い今日には、さまざまな困難さをかかえていると考えています。今回は、5名のスペシャリストに講演をお願いしました。
精神科の診断軸として併発しやすい、摂食障害を作田亮一先生に、躁うつ病について原田剛志先生に講演をお願いし、さらに身体症状として見落とされてきた「痛み」については西原真理先生にお話しいただくことになりました。普遍的なテーマとして、睡眠障害を福水道郎先生に、薬物治療を林雅晴先生にご講演いただきます。(コーディネーターからの言葉より抜粋)
【目次】
■痛み 西原 真理氏
愛知医科大学医学部学際的痛みセンター 教授(特任)
■薬物療法 林 雅晴氏
淑徳大学看護栄養学部 看護学科 学部長
■ 摂食障害 作田 亮一氏
獨協医科大学医学部特任教授
獨協医科大学埼玉医療センター
子どものこころ診療センター センター長
■発達障害に併存する「躁うつ病」を理解する 原田 剛志氏
パークサイドこころの発達クリニック 理事長
■睡眠障害 福水 道郎氏
東京家政大学 子ども支援学部子ども支援学科 教授