当連盟について

会長挨拶

会長挨拶

会長 名古屋 恒彦

 2025年6月に開催されました公益社団法人日本発達障害連盟社員総会におきまして会長に選出されました名古屋恒彦です。

 本連盟は、1975年に東京で開催された第2回アジア精神遅滞会議(現、アジア知的障害会議)に備え、前年にあたる1974年、現組織の前身となる社団法人として、現、公益財団法人日本知的障害者福祉協会、一般社団法人全国手をつなぐ育成会連合会、全日本特別支援教育研究連盟、一般社団法人日本発達障害学会の4団体が協力し設立され、2024年には設立50周年を迎えました。

 現在は、社員団体である上記4団体に加え、約500人(団体)の賛助会員(個人、団体)により構成されています。本連盟の社員4団体はいずれも、知的障害等発達障害のある人の福祉、医療、教育、労働などさまざまな分野にかかわる、歴史ある全国団体であり、知的障害のある本人、家族、医療・教育・福祉等専門家らから構成されています。

 本連盟は、これら社員団体の多様な専門性を生かし、国内外における知的障害等発達障害のある人たちのための公益活動に従事してきました。

 現在は、各種セミナーの開催、知的障害等発達障害分野にかかわる我が国唯一のイヤーブックである『発達障害白書』の刊行、アジア知的障害会議への協力など、多岐にわたる活動を行っています。

 国際的にもインクルーシブな社会が指向される今日、日本発達障害連盟の果たすべき役割はいっそう重要になると自覚しています。本連盟のこれまでの歩みを大切にしつつも、新しい挑戦をしなければならないと考えています。

 みなさまのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

令和7年6月吉日