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障害者支援のための相談支援専門員連携ハンドブック

監修小澤 温
判型A5
ページ数180頁
定価2,420円 (税込)
企画・発行第一法規株式会社

内容紹介

新型コロナウイルス感染拡大の環境下においても障害者対応に自信がもてる相談支援専門員との連携に必要な情報をまとめたケアマネジャー視点の解説書

監修者コメント

監修にあたられた、当協会小澤 温会長より書籍についてのコメントをいただきました!ぜひご覧ください!

「親亡き後」という言葉は使いたくありませんが、この問題は、今日、障害福祉の課題の中で一番深刻で、切実な課題であることは間違いありません。さらに、障害のある人自身の高齢化問題も切実な課題になっています。これまでは、高齢者福祉は介護保険制度で、障害者福祉は障害者総合支援法による制度でという形のすみわけをしており、制度上は、障害のある人が65歳を超えると介護保険制度を主に利用することになっています。ただし、現実には、障害福祉制度から介護保険制度への移行はそう簡単ではありません。特に、障害者福祉制度の相談を担っている相談支援専門員と介護保険制度の相談を担っている介護支援専門員(ケアマネジャー)との制度と利用サービスの移行に伴う連携は現状ではあまりスムーズにいっているとは思えません。この本は、障害者の高齢化が急速に進んでいる社会状況を背景に、介護支援専門員にとって、高齢期に差しかかってきている障害者を支援する際に、相談支援専門員をはじめ関係する職員との連携に必要な基本的な知識に加えて、実際の現場で役にたつ実践知識を身につけてほしいという願いから、出版しました。この本は主に介護支援専門員の読者を念頭に置いていますが、高齢者の介護に関わる方、あるいは、障害ある人の家族や相談支援に関わる方にも、ぜひ、読んで欲しいと思います。