セミナー情報

2020年度 発達障害医学オンラインセミナー

2020年度 発達障害医学オンラインセミナー

発達障害者にみられる内科的な併存症の理解と対応について

昨年度はと今年度は知的障害のあるなしにかかわらず、またそれぞれの診断の枠に限定することなく、併存する身体症状に焦点を当てた支援をとり上げてみました。昨年度は、外科、感覚器に焦点を当てたテーマをとりあげました。今年度は内科的な併存症の理解と対応について、具体的には、放射線科、生活習慣病、アレルギー、循環器、遺伝、摂食嚥下、薬物治療、精神症状などです。発達障害のある人びとは、診断基準にある、行動面、認知面、運動面、コミュニケーション面などの症状に注目されて、その背景にある身体症状については、気づかれにくいものでした。アトピー性皮膚炎が改善すればこだわりが減った、過食に対して対処が遅れて、成年期に生活習慣病を発症した、などの経験はお持ちではないでしょうか。日ごろから疑問に思っていても、なかなか相談できなかったことを、発達障害のある人たちの日常の困難さを多角的にとらえる端緒となり、明日からの支援に役立つセミナーになるのではないかと期待しています。

オンデマンド配信期間

2021年1月12日(火)~1月25日(月)

オンデマンド配信内容

※ 講義の後に書かれている時間は配信時間ではありません。収録時の時間となります。期間中どの講義も時間に限りなく視聴可能です。

講義1 : 内科一般併存症

時間9:30~10:15
発表者舘野昭彦(スマイルクリニック西大島)

講義2 : 小児神経疾患児の呼吸循環管理の基礎

時間10:25~11:10
発表者土井庄三郎(国立病院機構災害医療センター)

講義3 : 発達障害と遺伝の考え方

時間11:20~12:05
発表者高野貴子(東京家政大学)

講義4 : 放射線診断 ~検査でわかること・わからないこと~

時間12:15~13:00
発表者古川理恵子(自治医科大学)

講義5 : 発達障害に合併しやすいアレルギー疾患

時間14:00~14:45
発表者大矢幸弘(成育医療センター)

講義6 : 発達障害の薬物治療

時間14:55~15:40
発表者宮島祐(東京家政大学)

講義7 : 嚥下

時間15:50~16:35
発表者弘中祥司(昭和大学)

講義8 : 発達障害とトラウマ

時間16:45~17:30
発表者古荘純一(青山学院大学)

配信環境について

配信の際に下記内容についてご理解いただいた上でお申込みください。

  • 配信側の配信状況による画像の乱れ
  • 視聴側の受信環境による画像の乱れ
  • 視聴の際、お一人が視聴されていて、同じIDでもうお一人が視聴されると自動的に前に視聴していた方の配信が切れるシステムになっております。ご注意ください。

参加費

個人15,000円(賛助会員13,500円)
事業所(施設)35,000円(賛助会員31,500円)※3人までご視聴いただけます。
以降、1人追加につき5,000円(賛助会員4,500円)※最大10人まで
講義オンデマンド配信参加

※ 賛助会員は連盟の構成団体の会員とは別になりますので、ご注意ください。
※ 要件として、2021年度の賛助会員が対象となります。

参加対象者

発達障害医療、福祉、教育、行政関係 初年度から3年目くらいまでの経験者

講義収録日の会場参加募集について

※ 参加は賛助会員優先、個人申込の方、法人会員の場合は1名のみに限らせていただきます。
※ 収録に参加されてもオンデマンド配信はご覧いただけます。

収録日

講義
時間12月19日(土)9:30~17:30
場所青山学院大学:東京都渋谷区渋谷4丁目4-25