セミナー情報

2020年度 発達障害医学セミナー

2020年度 発達障害医学セミナー

発達障害者にみられる内科的な併存症の理解と対応について(仮題)

開催方法がオンラインへ変更となりました。詳細決定後に募集を開始いたします。
今しばらくお待ちくださいませ。

昨年度はと今年度は知的障害のあるなしにかかわらず、またそれぞれの診断の枠に限定することなく、併存する身体症状に焦点を当てた支援をとり上げてみました。昨年度は、外科、感覚器に焦点を当てたテーマをとりあげました。今年度は内科的な併存症の理解と対応について、具体的には、放射線科、生活習慣病、アレルギー、循環器、遺伝、摂食嚥下、薬物治療、精神症状などです。発達障害のある人びとは、診断基準にある、行動面、認知面、運動面、コミュニケーション面などの症状に注目されて、その背景にある身体症状については、気づかれにくいものでした。アトピー性皮膚炎が改善すればこだわりが減った、過食に対して対処が遅れて、成年期に生活習慣病を発症した、などの経験はお持ちではないでしょうか。日ごろから疑問に思っていても、なかなか相談できなかったことを、発達障害のある人たちの日常の困難さを多角的にとらえる端緒となり、明日からの支援に役立つセミナーになるのではないかと期待しています。